前田森林公園の藤棚、満開は逃してしまったけれども

今年の北海道のゴールデンウィークは肌寒かったので、お花見のリベンジとして決行したのが藤棚鑑賞。寒色のアーチに癒されたものの、思わぬ刺客が!

寒さのために見送られたお花見のリベンジ

下は60歳、上は80歳後半のわたしたち「いつものメンバー」。

ゴールデンウィークに円山公園に花見に行く予定を立てていましたが、このメンツだと20℃を超えなければ外でのんびり過ごすことはできません。

雨模様もあったので、結局全員でのお花見は断念。
(わたしは単独行動で「桜の杜」に行きましたが)

その代替え案として浮上したのが、「藤棚」鑑賞です。

そうだ、前田森林公園に行こう!

前田森林公園。
札幌市手稲区にある広大な総合公園で、運動施設・パークゴルフ場が併設。1年中、季節ごとの草花が楽しめる憩いの場所です。

名物の藤棚が早くも満開を迎えているということで、次なるターゲットにロックオン。

公園の公式サイトでフジの開花情報を日々見ながら、やきもきする日々がはじまりました。
わたしたち全員の都合がつくのが5月31日。
前の週に満開となった模様で、少し下降気味。折しも、翌日に「ふじまつり」を控えた、比較的混雑は免れそうな日程であります。

駐車場

藤棚に近い「東側駐車場」を目指しました。
新川駐車場よりは若干狭め。
到着したのは10時前で、6割から7割がた埋まっているというような状況でした。

ここにスムーズに停められるか!?が重要課題だったので、まずはミッションクリアで安心しました。

いざ、藤棚!

東側駐車場から球技場・野球場を見ながら、公園の構内に入ります。
左右にシラカバなどの樹木が立ち並ぶくねくね道を抜けていくと数分で眼前が開け、この公園の名所「カナール」が姿を現します。

運が良ければ(?)鴨が浮いているのが見られるのですよね。
この日は1羽、お出ましになられてました。

東側駐車場からくると、右側に位置する展望ラウンジ。
それを取り囲むように張り巡らされているのが大パーゴラ。
ここにフジが花を咲かせています。

ほう!

・・・って。

いや待って。なにこれ?

トラブル発生

上記写真でも実は写ってしまっている、フジの美しさが咀嚼されるより先に、わたしたちの前に立ちはだかったのは「虫の大量発生」!!

お叱りを受けるのを覚悟で、さらに状況がわかる証拠写真を。

キモっ!

この、ひきの写真に鳥レベルの規格で写り込むデカさ!

写真では空高く飛んでいるように見えますが、全然わたしたちの顔の前にも飛びまくっています。

フジの美しさが、全く脳にも視覚にも入ってきません!
たすけてー!!

フジを愛でながらお弁当を食べようと、レジャーシートやら折り畳み椅子やら持参したというのに、車座のわたしたちが目を合わせることすら困難なほどの密度でまとわりつく”やつら”。会話でもしようものなら、口の中に入ってきそうな勢いです。

早々とレジャーシートを畳んだことは言うまでもなく、フジの鑑賞そっちのけで展望ラウンジに全員でしけこむことになりました。

一旦、虫から退避

屋内に入り、まるでオカルトのような光景から避難することに成功しました。

ラウンジ2階の、ガラス張りの特等席からは、左右にフジ、正面には背後に手稲山を配したカナールが一望できました。

しばしこの景色を楽しんだあとは席を譲り、後方のテーブルに移動して本当なら芝生で食べたかったお弁当の時間としました。

ランチのメニューはお赤飯のおにぎりと、お弁当屋さんで調達した唐揚げ。

早めの時間帯だったこともあり、待つことなく席を確保。おいしくいただくことができました。

気を取り直して、撮影会

見るものも見たし、見たくないものも見たし、食べるものも食べた。
ということで、そろそろお開きの時間です。

さきほど志半ばだった、フジの姿を映像に収める作業でこのたびのピクニックを締めくくることとしましょう。

前田森林公園の詳細情報

季節を問わず、市民の憩いの場となってくれる前田森林公園のデータです。

なまえ:
前田森林公園
ジャンル:
総合公園
住所:
札幌市手稲区手稲前田591番地4外
電話:
011-681-3940 (受付9:00~17:00)
駐車場:
北側479台、南側574台
公式サイト:
https://www.sapporo-park.or.jp/maedashinrin/
SNS:
X

※掲載内容は記事投稿時の情報です

同じカテゴリの記事